第68回定例会の様子(有壬記念館)      戻る

平成25年10月5日(土曜日) 新潟市の新潟大学医学部有壬記念館にて、第68回新潟アンギオ画像研究会が開催されました。
定例会に先立ち、「腹部骨盤領域の血管撮影」についてフレッシャーズセミナーを開催しました。講師はIVR専門放射線技師の新田見さん(新潟大学医歯学総合病院)にお願いしました。

毎週、研究会が続く10月ではありますが、当日は84名の参加がありました。

会員発表
被ばく低減、透視画像の改善に関する発表がありました。
スタッフの被ばく低減には、作業環境の改善と教育が重要である。透視画像の改善に関しては「CNR」で評価し、画像処理を駆使しトレードオフの関係にある高画質と低線量を
維持しなければならない。
また、会場からも質疑応答が活発に行われました。

教育講演はジョンソン&ジョンソン株式会社 バイオセンスウェブスターシ事業部 田中 清寛先生より、「CARTO MergeにおけるCTの重要性」について講演をいただいた。CARTO画像とCT画像をマージすることはアブレーション治療においては非常に有用であり、さらに心腔内エコー画像をマージすることにより、透視時間の減少、被ばく線量の低減を図ることができる。


特別講演は昭和大学藤が丘病院 放射線科 助教 堀 祐郎 先生より 「大動脈ステントグラフト治療:先生なにやってんの〜(^o^)/」について講演をいただいた。ステントグラフト治療について治療のプランニングから、実際の治療手技について、詳しくお話いただき、これから治療につかれる方、すでに治療につかれている方それぞれに有用な講演でした。
また、術前のCT(VR)画像がどのように利用されるのか、どのようなCT画像を医師に提供すればIVRがスムーズに進むのか、非常にわかりやすく講演していただきました。

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