第25回循環器被ばく低減技術セミナーの様子(新潟市民病院)      戻る

富樫先生(新潟科学技術学園)
ICRP-2007新勧告の変更ポイント、IAEAの新しいガイダンスレベルなどの解説をしていただきました。装置管理、生物学的影響等広範囲で良質なIAEAの教育用トレーニングスライドの紹介も非常に有用でした。「管理および法令目的を明確に理解し、『どうやるか』から『なぜやるか』への意識改革」「確実な放射線管理が行われて、初めて放射線の使用が可能であることを忘れてはならない」など、法令に対する考え方、現場での対応の方向性を示していただきました。
加藤先生(秋田県成人病医療センター)
放射線の生物学的影響から放射線皮膚障害の豊富な症例提示と非常に有意義な内容でした。皮膚障害に対する施設内での組織立てたフォローアップ体制といったお話をして頂きました。われわれが日常心カテ室で行われているPCI等でも、このような皮膚障害が起きているかと思うと、より一層の被ばく低減に向けた努力を怠ってはいけないと感じました。
会場の様子
40名の参加がありました。富山、山形、群馬からも参加者がありました。
線量測定実習
市民病院の心カテ室をお借りし、2班に別れ、線量測定の実習を行いました。
IVR基準点での測定方法を実際に行って見ました。
講師、実行委員の皆さん
富樫先生、加藤先生、非常に有意義な講演ありがとうございました。
実行委員の皆様、一年以上前からの準備、大変ご苦労様でした。

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