Niigata Association of Radiological Technologists

令和2年度原子力防災訓練(10/24) 報告

 

令和2年度原子力防災訓練 報告
報告者 金沢 勉

令和2年度原子力防災訓練 報告

2020年10月24日(土) 直江津港南ふ頭緑地公園(直江津みなと風車公園)において新潟県が主催をする,令和2年度原子力防災訓練が行われました.原子力災害行政の一環として,新潟県は,原子力災害時における県および原子力災害拠点病院が行う原子力災害対策に協力できる原子力災害医療協力機関を登録しておりますが,新潟県診療放射線技師会は新潟県からの要請を受けて,令和2年9月25日に登録がされました.原子力災害時に,周辺住民を守るためには放射線測定機を用いた放射線量の測定(スクリーニング)や除染活動が重要でありますが,新潟県診療放射線技師会では,2011年の福島第一原子力発電所事故においてスクリーニング作業を行なっており,すでに経験をしている専門家集団として協力をしていく方針であります.

今回の訓練は,かなり大規模な訓練であり,新潟県,上越市,国(原子力規制庁,内閣府),陸上自衛隊,東京電力(株),千代田テクノル,新潟県診療放射線技師会,上越市民,柏崎市民等が訓練に参加をし,新潟県診療放射線技師会からは6名を派遣し参加をしました.訓練内容は,スクリーニングや簡易除染,安定ヨウ素剤配布について行われ,我々は広域避難をされた上越市民や柏崎市民を模擬避難住民として見立て,GMサーベイメータを用いた避難住民の汚染状況の検査を行いました.具体的には車からおりた避難住民の指定箇所検査(頭、顔、掌、足裏),汚染があるとされた住民の全身検査,除染後の再確認検査,車両運転手の指定箇所検査などを行いました.また新型コロナウイルス感染症に対応すべく,有熱者住民については動線を分けて指定箇所検査を行うなど,現状に即した訓練を行いました.今回は,新潟県と連携をとって顔の見える関係を構築できたことは,大変有意義と思っています.毎年行われる原子力防災訓練に新潟県診療放射線技師会として参加をし,今後除染活動のマニュアル作りにも意見をしていきたいと考えています.

報告者 金沢勉

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