Niigata Association of Radiological Technologists

季節のたより3

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遅れていた梅雨を取り戻そうとしたのか、6月30日午後から7月1日朝に掛けての雨は、長岡で100ミリ、三条では200ミリという、もの凄い量でした、お陰で紫陽花も一気に開花、雨空に紫色が映えて心癒されています。
 「野菜作り」と「人づくり」は、とても似ている事に気付かされます。良い野菜を作ろうとすれば土つくり(職場環境作り)が大事ですが、育てていく過程では「わき目を摘む」事が欠かせないと専業農家の方に口を酸っぱくして注意されます。
 多くの野菜は生長が進むと、葉の付け根の部分から小さな芽が出てきます。これがわき芽です。わき芽を残しておくとどんどん大きく成長して栄養が分散してしまいます。
収穫したい果実に栄養を行き渡らせる為に、不必要と考えられるこの芽を小さいうちに取ってしまう事を「わき芽を摘む」と言い、野菜作りではとても大切な作業です。
 言ってみれば良い技師を育てるために個人の意思、意見を十分に尊重しながら温かく見守る必要がありますが、尊重する余りに全然手を加えないでいると、病院方針や職場の和が保てなくなる場合がでてきます。手を加えすぎれば高圧的だとか強制しすぎると非難されます。野菜は間違って芽を摘んでも、何とか回復させる事も可能ですが、人間社会では回復不可能な事態を引き起こす事もあったりしますので、大変難しい作業ですよね・・・。