Niigata Association of Radiological Technologists

季節のたより16

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 「実るほど 頭のたれる 稲穂かな
徳を身につけた人ほど、謙虚になるものですということわざで、皆様もご存知だと思います、では、誰方が言った格言か知っていますか ?
         正解は 一休禅師 です。
ここ長岡も、稲刈りの時期を迎えました、家の近くでも稲刈りが始まりました、刈り取り中の田に近づくと「稲」独特の香りが漂ってきます。
 

  今の稲刈りは全てコンバインで行いますが、私の子供のころは鎌による手刈りでした、「稲刈り」と「はさ架け」は大人の仕事で、稲を「はさ木」まで運ぶのが 子供の仕事でした、ですから一家総出の作業となります、このため当時の小学校は稲刈り休みが3-4日設けられていました。
 田んぼと縁のない私は農家の友達のところへ遊びに行き、稲運びを手伝ったものです。お昼になると出る紫蘇の実漬けが入ったおいしいおにぎりに惹かれて・・・。

  日本一の米どころ越後平野を古くから特徴づけてきた「はさ木」。かつては、刈り取った黄金の稲を身にまとい、さながらあぜ道の両側に金屏風を並べ立てたよ うな光景をみせていました。農業の機械化、近代化が進んだ今、はさ木は静かにその役目を終えようとしています。 この 「はさ木」 種類はなんと野球の バットに加工される トネリコ(モクセイ科)の木の仲間です。
 コンバインで刈り取られる稲はすぐに機械的に乾燥されてしまいますが、味を高めるために一部はこのように天日干しされています。
 でも天日干しのやり方は地方ごとに少し違いがありました。新潟県魚沼地方は はさ木 に似たやり方ですが背は方くらいで3段ぐらいで干していました。津 川や会津地方では、真ん中に棒を立て傘状に積み重ねるやり方です、面白かったのは、島根県のある地方では長い木を交差させて、まるで門柱のようにするやり 方もありました。調べればもっと他のやり方もあるのかもしれません。 でも天日干しのやり方は地方ごとに少し違いがありましす。