Niigata Association of Radiological Technologists

新潟MR技術研究会2003

 MRIが日本で臨床応用されてから20年が経過しようとしていますが、MRIは画像診断装置として、非常に重要な位置を占めるに至っています。また、形態画像だけでなく、functional imaging、perfusion、MRスペクトロスコピーなど機能情報も得ることが可能になり、さらに3Tの臨床機も登場し始めているなど、その技術的進歩はとどまるところを知りません。
 新潟MR研究会は1988年に発足し、2003年には技術を追求する技術集団と意味を込めて、新潟MR技術研究会と名前を変え、2004年7月には第17回の研究会が開催される15年以上の歴史をほこる研究会です。現在、新潟県のMRI設置台数は90台を超えて100台に迫りつつあり、依然として増加傾向をしめしていると考えられます。
 会員は、MRIに携わる診療放射線技師、臨床検査技師、看護婦 など臨床の現場で活躍している方をはじめとして、MR装置メーカー、医薬品メーカーの方など広い範囲にわたっています。研究会は当番幹事制で行い、新しい装置が導入されている施設を中心に、世話人会で決定しお願いをしています。参加者は、毎回80人前後の参加者があります。また2004年7月には、東北7県でつくる第3回東北MR技術研究会と合同で、新潟市で開催し、200人以上の参加を頂き、領域別の撮像条件の最適化をテーマに活発な討議が行われました。
 
 MRIは、最近では多数の参考書等が出版され、多くの情報を得ることができるようになってきましたが、同様のシーケンスでも装置メーカーによってシーケンスデザインが違い、また独自のシーケンス名称がつけられ、さらにメーカー独自の撮像方法も多数存在し理解を困難にしています。このような状況で日本核磁気共鳴医学会は、多くの技術的進歩や幅広い領域の展開に対応し、それらの共通の基盤である基礎的概念を明らかにすることを目的に、核磁気共鳴医用語解説集の第2版を出版し、ユーザーの一助となるよう動いています。また、通常の臨床の範囲内での利用でも、解剖学的部位や疾患にあわせた検査をおこなわなければならず、スクリーニング検査といっても、自施設内でのみ通用するということも多々存在し、毎日疑問を抱えながら業務をこなしているというのが実情で、ユーザーにやさしい環境とはいえないと思います。

 このような中で、当研究会では『MR医学の基礎と臨床についての教育及び情報交換に重点を置き、臨床応用の推進を図り、学術の発展に寄与すること』を目的として運営されております。実際の内容は、それぞれの施設での撮像の実際や会員相互の情報交換、フイルムディスカッション、施設見学、親睦、各施設等で活躍されている臨床医からの講演、装置メーカーよりMRIの基礎原理から最新情報まで、また医薬品メーカーからは、主にMR造影剤について、その特性から将来展望まで、などの講演が行われ非常に広範で有意義な内容となっています。今後は、研究会として一つのテーマをもって、方向性を示せたらと考えており、皆様の積極的な参加をお待ちしています。MRIはまだまだ難解な分野で、技術的進歩が激しい分野ですが、本研究会が、この高度先進医療機器の最適、有効利用のため少しで役に立つことができれば幸いです。


ご意見等、下記メールアドレスまでお願いします。

 
代表世話人 新潟大学医歯学総合病院 大越 幸和
ohgoshi@med.niigata-u.ac.jp
(東北MR技術研究会世話人 兼務)

 
世話人 新潟労災病院 金沢 勉
kanazawa@niirou.jp
(東北MR技術研究会世話人 兼務)

 
川瀬神経内科 クリニック 渋川 真
長岡赤十字病院 鈴木 一夫
厚生連中央総合病院 若林 富士夫

 
事務局 新潟大学医歯学総合病院 放射線部 内
所在地
連絡先 〒951-8502 新潟市旭町1-754   新潟大学医歯学総合病院 放射線部
新潟MR技術研究会事務局 大越 幸和
電話番号 025-227-2724,2725